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代理出産 議論ポイントの「医学的問題」「罰則」「親子関係」

 代理出産をめぐり、日本学出会議の検討委員会が7日、「原則禁止」の報告書案をまとめた。多様な価値観が存在するなか、生命倫理について1つの見解をまとめるのは大変なことだ。約1年3カ月におよぶ議論で、論点となった「医学的問題」「罰則の問題」「親子関係の規定」の3点のポイントをまとめた。
 ■子のリスク
 委員会が、代理出産を「原則禁止」とした要因の1つが「医学的問題」の存在だ。
 1月末の公開講演会では、医学的見知から代理出産のリスクを指摘する声が相次いだ。お茶の水女子大理学部の室伏きみ子教授は「代理母と胎児との間では、免疫機構の破(は)綻(たん)が起こりやすくなる懸念が示されている」と、生物学の視点から危険性を指摘した。子供が将来、生活習慣病やがんの高いリスクを負う可能性があるというのだ。
 議論の過程ではほかにも、「先天異常の確率」「早産など妊娠中の異常」「胎児の発育障害」などを危惧(きぐ)する声や、代理母に与えるリスク、医療現場の倫理的混乱を懸念する意見が強く、「原則禁止」が掲げられた。
 一方、公的管理下で厳格な条件をつけた試行的代理出産の道を残した。例外を「部分的許容」ではなく、あえて「試行的」としたのには、代理出産がなし崩し的に広がることを防ぐ意図が込められている。
 ■罰則のぜひ
 「原則禁止」をかけ声に終わらせないために、「法によるしばりをどうするか」という論点も大きなテーマだった。そもそも、「医療問題への法介入」に対する警戒感も強かった。
 委員会では、営利目的の斡旋(あつせん)によって、発展途上国の人が生計を支える収入を得る目的で代理母となるような構図が起こり得ることを懸念。営利目的の代理出産に限って処罰の対象にすることにした。
 処罰範囲は、斡旋者、施行医、依頼者が対象になる。とりわけ、依頼者を罰則対象にすることには、反対の意見も強かった。生まれた子供が「犯罪によって生まれた子」となってしまうからだ。しかし、「依頼者を処罰しないと、営利目的の代理出産の防止はできない」という意見が大勢を占めた。
 ■2人の母親
 「遺伝子上の母」と「分娩(ぶんべん)した母」という2人の母親が存在する代理出産。法的に誰を母とするかをめぐり、大きな問題が起きることになる。
 「原則禁止」が打ち出されたが、違法を承知の上で代理出産が行われることも十分予想される。そのため、子供の福祉の観点から、親子関係をどう規定するかが議論された。米国での代理出産で子供を授かったタレント、向井亜紀さん(43)のケースでは、最高裁が平成19年に「現行民法の解釈では、(向井さんとの)母子関係の成立は認められない」と判断している。
 委員会は、現行法に沿って代理母(分娩者)を母とすることにした。卵子取り違えや、子の誕生時に依頼者が行方不明になるリスクのほか、「誕生と同時に、子の一義的な保護者を確定できる」「生物学的に母性は、懐胎中にはぐくまれる」といった理由からだ。
 その上で、依頼夫婦との親子関係は、「子の福祉の観点から、養子縁組によって法的関係を定めるべきだ」とした。海外で生まれた場合にも、帰化制度の活用なども提言されることになった。

腸内細菌激減、免疫力低下…

キレイ社会への大きな疑問 ――現代の「キレイ社会」は、人間の体にはどのような影響を与えているとお考えですか?
藤田:  日本人の場合、腸内細菌が顕著に減ってきています。人間が出す便の半分が腸内細菌の死骸ですから、当然ながら(日本人の)便の量も減りました。
現在の日本人の便の大きさは、戦時中に比べると半分です。戦時中の日本人の平均的な便の大きさは約400から500グラムもあり、世界最大級でした。当時のアメリカ人は約200グラムです。アメリカのスパイが、日本兵の隠れ場所を探索し、便の量を見て人数を多く読み間違えたというエピソードも残っていますよ(笑)。
日本人の腸内細菌が減った理由は、ペットと同じく防腐剤などがたっぷり入った食品を摂っているからです。添加物も同様ですね。医学部 受験 個別指導さらに腸内細菌を育てるためには、野菜や豆類、穀類といった“餌”を与えなければなりません。その意味では、日本の場合、戦後に食事が欧米化して、日本人の野菜、豆類、穀類の消費が減り、腸内細菌の種類・量ともに減ってしまっています。今ではアメリカやヨーロッパの人々の方が、多く野菜などを食べています。日本人は逆に腸内細菌をどんどん殺してしまっているのです。
水もそうです。日本全国の浄水場では様々な技術処理を施すことによってキレイな水をつくるようになりました。例えば、消毒するために塩素を使ったのがそうですね。その結果、日本で水道水を飲んでも、下痢をすることはなくなりました。
その代わり、実は体内に必要な菌までをも殺しているのです。そして、アレルギーが増えている……やはり、どこか間違っているのではないでしょうか。
――最近気になるのが、日本人の免疫力が低下したといわれることです。これは事実でしょうか?
藤田:  そう思います。何でもない菌にかかる日本人が増えてきました。
例えば10年程前に、バリ島でエルトール型コレラを200人に及ぶ日本人が発症しました。実はこのコレラは非常に弱い菌で、本来ならばかかっても何でもないものなのです。当時、こんなに多くの発症者を出したのは日本人だけでした。医学部 受験 個別指導最近よく耳にするノロウイルスもそうです。昔から病原性はないものだったのに、いまの日本人は命まで落とす人が出てきています。
またアトピー性皮膚炎に関しては、現在は生まれた子供の40%以上がかかっています。これは母親の腸内細菌が弱っていることが原因の1つだと考えられるでしょう。
やはり、過剰な清潔志向、キレイ社会を突き進んだ結果、人間と共生する菌を排除し過ぎたツケがいま返ってきているように思いますね。
――このキレイ社会は、まだまだ続くのでしょうか?
藤田:   私は、世の人々は何となくキレイ社会の追求に疑問を抱いていると感じています。私はさらにそれを学問的な観点から、40年間、アピールし続けてきたわけです。
しかし、清潔志向を推し進める膨大なコマーシャリズム、言い換えれば様々な企業による市場原理の中では、その声はなかなか届きません。それでも諦めたくありませんから、今もコメディアンのように色々な“場”に登場して、情報を発信しているわけです(笑)。
そして日本人一人ひとりが意識して、「こんなに清潔過ぎる必要はない」と行動に移せば、健康にも、かつ無駄なエネルギーを使わないという意味で地球環境にも良い状態に持っていけると私は思っています。医学部 受験 個別指導1万年前の暮らしを意識することが、体にとって得でありエコにつながる――清潔が行き過ぎた潔癖な社会では寄生虫や菌が住めなくなり、また環境破壊も進み、やがては人間まで生きられなくなるような怖さを感じます。この破滅の道を避ける手立てはありますか?
藤田:  皆さんには「我々の細胞は、1万年前の人間と何ら変わりがない」ということを意識していただきたいと思います。そして「できるだけ、当時と同じ暮らしを取り入れた方が得である」ことを知って下さい。
1万年前とは、日本でいえば縄文時代で、まあザックリといってしまえば、裸で草原・森林などを走り回っていた頃です。遥か昔に思うかもしれませんが、実は生命誕生の約38億年からの時間の中ではほんの一瞬のことですから……。
では、実際に何をすべきかといいますと、今でいうところの“アンチエイジング”です。医学部 受験 個別指導例えば、週に4日ぐらいは有酸素運動をする、毎日消毒剤の入っていないおいしい水を飲む、野菜や豆類、穀類、果物をたくさん食す……などを意識して生活するのです。これはすなわち、1万年前の人間ならば当たり前のように行っていた生活ということになります。
タクシーに乗るのをやめて、少々の距離ならば歩くことを自らの習慣にするだけでも、あの頃に少しは近づけるはずです。

登山医学会が検診ネットワークを全国運用

 中高年者に人気を集めているヒマラヤやアルプスなど、海外の高所登山やトレッキングツアーを医学的にバックアップしようと、日本登山医学会と山岳旅行会社「アルパインツアーサービス」(本社・東京)など3社は、ツアー参加者を対象に検診を行う「登山者検診ネットワーク」を今春から全国で始める。国内では中高年者の登山ブームが続く一方、山岳遭難者・死亡者の約9割が中高年者とされており、健康に不安を抱える中高年の登山愛好家に朗報となりそうだ。医学部 受験 個別指導 検診ネットワークの対象は、海外の標高3800メートル以上の高地に宿泊する3社のツアーの参加者。旅行前にネットワーク所定の医療機関で血液、尿検査のほか、心電図などで心肺機能を調べる。そのうえで、登山者の過去の最高到達高度、高度障害の有無などを登山経験豊富な専門医が問診し、「危険度」をチェック。健康状態によっては登山計画の中止や変更を求めるほか、現地での不測の事態に備え、日英両文の診断書を作成する。医学部 受験 個別指導 国内では、平成に入ってから中高年者の登山ブームが続いており、文部科学省登山研修所の推計では、18年度の成人登山者のうち、40歳以上の中高年者は約75%。ヒマラヤやアルプスなど海外での高所登山も、大半が中高年者が占めている。しかし、酸素濃度が低い高所では、高血圧症や心疾患などが致命傷になりかねず、参加者だけでなく、引率ガイドや旅行会社側からも適切な医学的アドバイスを求める声が高まっていた。医学部 受験 個別指導 このため、日本登山医学会は、アルパインツアーサービスなど3社と提携し、18年10月から1年間、首都圏で3社の登山者を対象に検診を試験的に行ってきたが、今春から対象地域を全国に拡大。4月ごろには大阪や京都など関西で、さらに順次、北海道、東海、九州地方などでも実施する。医学部 受験 個別指導 首都圏での1年間の試験運用では、約300人が受診。平均年齢は男性が63歳、女性が58歳で、うち約3%が参加中止を勧告された。検診時は異常所見があったが、経過観察中に改善し、ツアーに参加できた人もあったという。医学部 受験 個別指導 検診医は現在、国際的な山岳医認定制度の有資格者レベルを目安にしているが、今後は日本独自の認定医制度を設けるほか、研修会なども開催し、対象医を増やしていく計画だ。医学部 受験 個別指導 検診ネットワークの構築を進めている元日本登山医学会会長の増山茂医師は「欧米の研究では、高所での突然死リスクは高血圧症の人なら10〜20倍、虚血性疾患の人なら50倍以上とされる。日本は世界で高齢者と女性の高所登山者の割合が最も高く、旅行会社もリスクを知って対処するための早急なシステムづくりが必要だ。より安全に高所登山やトレッキングを楽しむためにも、日本人に合わせた基準づくりを進めたい」と話している。

瞑想―運動で生活習慣病を治せば、うつ病も一気に解決

見た目は元気な人が治療を受けに病院を訪れる。それもあえて、ガン、心血関係の病気など、重い病気を主に取り扱う大きな大学付属病院に行く。とはいえ、これを過剰な診療だとはいえない。最近、医学界が注目している「生活習慣医学」は、病気を治すことより病気を予防することにより多くの投資を行うべきだと訴えているからだ。 医学部 受験 個別指導ソウル江南聖母(カンナム・ソンモ)病院のライフスタイルセンターは、韓国の生活習慣医学の震源地ともいえる。2年前にオープンしたときは、「パッとしない」クリニックの名前のために誰も気に留めなかったが、最近は客足が急増している。 医学部 受験 個別指導

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